御殿場の秀逸な話

90年生まれのゲイから見た秀逸(言いたいだけ)な話。

御殿場の秀逸な話

どうしようもない事件

先日、よく晴れた青すぎる空が印象的な朝に事件は起きた。

出社するため布団からのそのそと脱出。布団世界からの解脱を図る。

毎朝、コーヒープレスでコーヒーを淹れるので、この日も挽いた豆、マグカップを用意し電気ケトルに水を張り沸騰するまでの時間、窓の外に見える青すぎる空を眺めて「なんだか今日はいい日な気がする。雲ひとつない青空と太陽、実にええ天気や。肌寒いやろうけど気持ち良さそうやなぁ!」と最高なstart todayに胸が踊る。

 

カチ。ケトルが「沸騰したで」と知らせてくれた音だ。

あとは、湯を淹れコーヒープレスに入れて、しばらく待てば美味いコーヒーが出来る。美味いコーヒーに、素晴らしい青空!と、歓喜のあまり、右手を上に左手を背中にあてながら黒豆踊りをふにふに踊った。特に意味はない。

踊りを終え、青空を見ながらカップに湯を入れようとしたところ、何かおかしい。左中指が熱い。

手元を見るとカップではなく、左中指に熱湯をかけていた。

「あちちちちちちちちち」と腹の底からシャウト。床に転がる。苦悩の表情を浮かべ、のたうちまわる。

なんだか青空がオレを見下してるような気分がして、「何が青空じゃ!何がおかしくてそんなに青いんじゃ!」と理不尽にキレながら、左中指を流水で冷やした。お陰で遅刻しそうになった。そんな、どうしようもない事件、どうでもいい事件。青少年ゲイのそんな朝の事件。

※遅刻しそうになりながらも、コーヒーを淹れ、美味しく頂く。これが紳士の嗜み。

 

 

 

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