秀逸な話

秀逸(言いたいだけ)な話。

御殿場の秀逸な話

幸せの盆踊り

気がつけば8月末。

朝、窓を開ける。顔面に当たる外気が冷たい。夏も終わる。

盆踊りを踊った後、大型の台風が終わった後、夏が終わるなと肌で感じる。

 

「3年後、5年後の目標は?」と聞かれたので「毎日おいしくご飯が食べれて、安眠できて、休みの日は趣味の時間を過ごすこと」と答えた。

満足しないよう感じで相手はそれを聞いていたし腕組みをしながら「それはみんな思ってるよ?」と言葉を吐く姿になんだか否定されてるようだった。

 

当たり前の事を大事に。

 

明日、急に味覚が無くなるかもしれない。

夜、車に轢かれて足を失うかもしれない。

3時間後、通り魔に刺されてこの世を去るかもしれない。

 

今を楽しむ。

単純だけど難しい。

 

40年後、老化が原因で足腰が思うように動かす痛みに苦しむかもしれない。

50年後、食への興味が失われるかもしれない。

 

確実に「今できること、当たり前のこと」が出来なくなるゴールへと足が動いてる。

 

いろいろ考えながら、踊る。

盆踊りは続く。否定しながら、続く。

 

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