秀逸な話

秀逸(言いたいだけ)な話。

御殿場の秀逸な話

お祝い日記

先日、名古屋在住の友達が店を出した。

開店祝いに行きたいものの、現実的に名古屋に行ける銭の余裕は無いので、オシャレな感じを醸し出すために電報でも送ろうと思い、ググり散らかしたところ150文字程度で2,000円近くすることが判明した。銭の余裕は無い。泣く泣く諦めた。クネクネしながら諦めた。

 

では、手書きでお祝いメッセージを送るのはどうか?と一瞬考えたが、その考えは無情にもゴミ箱フォルダへと消えた。なぜか。私の書く字は大変味わい深いため、「開店おめでとう!名古屋行ったら遊びに行くわ!」の文字が「閉店おめでとう!名古屋行ったらシバき倒すわ!」に見えなくもない。字が汚いっちゅーことですよ。皆まで言うな。

 

こうなると私は友達の出店を祝うことすら出来ないのか。人間以下なのか。生きる価値すら無いんじゃないんだろうか。と悩み苦しんでいると、目の前に白い光がポウッと出現したような気がした。妙案が浮かんだ。

「新聞の文字を切りとってオリジナルの出店祝いカードを作ろう!!!作戦」だ。

印刷してある文字であれば、電報となんら変わりはないだろうし、なんか、こう、ハンドメイドっぽくてあたたかみがあるんじゃないのかな?そういう事にした方が何かと都合がいいと思い、コンビニまで走り(実際は歩いた)新聞を何部か購入し、自室にてワクワクさんばりにハサミをチョキチョキし「開店おめでとう!面白いことやっていこう!」と文字を切り取り、カードに貼ったものの明らかに出店祝いカードでは無く、犯行予告カードになってしまったので素直に電話で出店祝いの旨の内容を伝えた。

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