秀逸な話

秀逸(言いたいだけ)な話。

御殿場の秀逸な話

豚の日

日々カレーを作り試行錯誤する毎日。

料理研究家はこんな気持ちかしら?と考える毎日。

もしかすると私が作るカレーはアートの領域に達しており、ひょっとすると陶芸家はこんな気持ちなんだろうか。失敗作の陶芸を叩き割るように、私も失敗作のカレーは床にぶちまけてみようかな、掃除大変そうだな、フローリングの目に詰まったら臭そうだな、あっという間に秋が来たな。そうだ!ハンバーグを作ってみようと思い、ハンバーグのレシピを調べた。すると、カレーよりも簡単そうに調理できそうと思えるものの、懸念材料がひとつだけあった。火の通り具合。

 

普段は肉やらなんやらかんやらを油とスパイスで煮込んでいるので、炒めたり焼いたりの経験が皆無なんです。赤ちゃんなんです。

 

レシピには「7〜9分ほど蒸し焼きにしたあと、竹串をハンバーグの中心に刺しましょう。透明な汁が出れば焼きはオッケー!濁った汁が出た場合は、様子を見ながら蒸し焼きを継続しましょう!」と書いてある。

 

一般家庭に竹串は常備していないと思っている。

当然、我が家にも竹串は無い。爪楊枝も無い。棒状のものは下腹部に付属しているものの、竹串や爪楊枝の様な細さでは無い。使えない。そこそこ太い。長さが欲しい。

 

このまま強攻策を取り、ハンバーグの焼き加減を確認せずに食べた結果、食中毒で苦しんだりしたくは無い。狂四郎2030のアレみたいにはなりたくない(アレの場合は嘔吐ガス)

 

手作りハンバーグをこのまま作れずに終わってしまうのか。短い人生だった。

とか書くと「そんな大げさな」「竹串を買えばいいじゃない」って言われる気がする。だよね、大げさだよね。たまにいるよな。大げさな人。「みんながその髪型ダサいって言ってたから、やめたほうがいいよ〜」

みんなって何人だよ。生きるって何なんだよ。竹串の用途ってどんな時なんだよ。

 

ハンバーグの焼き加減に関しては菜箸で確認して事なきを得た。買っててよかった。菜箸ビジネスでもやるかな。

タイトルは「豚の日」だけどもハンバーグで使用したのは「牛の肉」

やっぱり寿司食いたい。

 

 

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