秀逸な話

秀逸(言いたいだけ)な話。

御殿場の秀逸な話

満更でもない表情で狼狽

気がつけば年が明け、気がつけば歳を取っていた。あけましておめでとうございます。お誕生日おめでとうございます。

 

Twitterにて「うどんの汁にパンを浸して食ったら美味い。麩みたいになる。」ととても気になる、後ろ姿を見ただけでドキがムネムネするようなツイートが目に飛び込んで来た。文字数が少なかったのであまり痛くなかった。充血程度で済んだのは吉兆であり吉報。

 

私(あっし)も、うどんの汁にパンを浸して優雅なランチにしてやるわい!と思って、食品陳列棚をサーチ&デストロイ。手当り次第に。

 

虚しいかな。パンはありませんでした。

 

あざ笑うかのように、いや、確実にアイツは笑ってた。白くて硬いくせに、少し手を加えると柔らかく、時には白い水のようになるアイツ。そうだ、ライスだ、米だ。米田くんは元気にしとるんか。

 

うどんの汁に米を加えた所で、なにか、こう、味気ないなと思ったので、米田くんにメンチを切りながら食品陳列棚を去った。米田くんは何にも関係ない。理不尽。貴婦人。クリップは髪留めのこと。これはマガジンよ。

 

うどんの汁にパンを入れることができない現実に目を背いてはいけない。私にできることは、現実を見つめ目の前にある問題を解決すること。さぁ、涙を拭いて。上を向いて歩こう

 

希望と絶望を握りしめようとしたところ、何かを握っている感触がした。イチモツだろうか?チンポだろうか?男根だろうか?オレはチンコ派です。とか考えながら恐る恐る見たところ「純水使用!ガチの四国が楽しめる!乾燥うどん棒」が手に握られていた。

 

あっけに取られ、ヘラヘラ笑いながら、うどんの汁に乾燥うどん棒を入れた。めっちゃうまかった。

 

 

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