秀逸な話

秀逸(言いたいだけ)な話。

御殿場の秀逸な話

たまたま、タマが痛くなった話

先日、タオルを新調した。同棲して4年。すなわち、4年くらい使っていたように思う。それはもうゴワゴワ。吸水性に問題は(おそらく)ないけど、ひたすらゴワゴワ。4年という節目もあるし、タオルを新調しようという流れになった。ホテルライクがいいよねということで白色のバスタオル4枚、フェイスタオル6枚。

 

ただ、上記の枚数を持ち帰るだけのカバンがないため、まずは白色のバスタオル2枚、フェイスタオル3枚を買った。それはもう、天使のほっぺのような柔らかさ。綿農家に感謝感激雨雨権藤雨権藤霰。

 

その夜、いい夢を見た。

 

向井太一と坂口健太郎をかけ合わせたような男の子(おそらく大学生)と偶然仲良くなる。色白、高身長は最高。かわいい人にはかわいいと伝えたい。

 

そのかわいい子と鬼ごっこをしたり、ご飯を食べるなど順調にデートしている途中に目が覚めた。オレは泣きながら二度寝したものの、二度寝後の夢は、洗濯前に裏返しになった靴下を表に返す作業を延々と行うというムショ作業よりもひどい内容の夢だった。枕がびしょびしょだったのは言わぬが花でしょう。

 

しかしながら、このままタオルを新調していけば夢の中でかわいい子とスケベなことができるのは明白!!!!タオルを新調するしかねぇ!と起床。彼氏は体調が悪いと言っている。微熱もあったので受診してもらったところ、コロちゃんだった。当然、語尾も「〜コロ」になる。南無三。

 

彼氏がコロちゃんにかかったのは、もしかするとタオルを新調してしまったからではないか?と考えた。よく分からんが付喪神的な神がゴワゴワタオルに宿った→せっかく宿ったのにゴワゴワタオルを捨てる!?マジですか!?ふざけんな!→とりあえず疾病や!!モノは大事にしろ!!という流れ。

 

と、仮説を説明すると「いやいや、タナカさん何言ってるんすか?付喪神は100年経たないと宿らないんすよ。だから、チンコが小さいんすよ」みたいに難癖つけてくるヤツが現れる。だいたいVネックを着ている。

 

付喪神は100年経たないと宿らないってのは知ってます。存じ上げています。せやけど、この令和の時代。なんでんかんでん高速化。何かあればSNSに情報があげられ、爆発的に拡散。ECサイトでモノを頼めば翌日にモノが届く、とかね。

 

つまり、付喪神サイドも「いやー、100年て長くね?宿る期間短くしてもいいんじゃね?4って人間界で縁起悪いらしいし、4年にしません?てか、最近のモノって安価で使い捨てみたいな作られ方・使われ方してるんで100年もカタチを保てないよね。割り箸の付喪神って聞いたことあります?ね、ないよね?はーい、じゃあ、4年の期間にします。各自ヨロシクー!」ってことになった可能性が非常に高い。彼氏がコロちゃんになったのも恐らく付喪神の祟りだろう。バカタレ!私は祟りなんぞ怖くない!ということで残りの白色のバスタオル2枚、フェイスタオル3枚を買った。

 

その日の夜に、かわいい子とスケベする夢は見れなかったし、かわいい子は夢に出てこなかった。代わりにカレー屋に行ったらデザートで、よもぎ餅を勧められるというなんともよく分からない夢を見たのです。

 

翌朝、起床。彼氏の体かわぶよぶよに膨れていたり、右腕が鎌になる、なんてことはなく、解熱剤の効果で熱が下がってスヤスヤ寝ていた。ほら見ろ、付喪神。神なんて信じねーヨ!なんて独り言をつぶやき、出社。

 

出社して1時間。なんか股間がムズムズする。股間というかタマに違和感。排尿しても変わらん。なんだろ?と思ってると激痛。ホントに痛い。こんなん集中できん!ということで早退させてもらう。1時間ちか様子を見ても痛みは引かないのだ。

 

8割女性の職場ではあるものの「男性の大事なボールが猛烈に痛いので早退させてください」と正直に伝えた。素直さこそ正義。

 

まっすぐ泌尿器科へ。受付で1時間前くらいからタマが痛くてまともに歩けないと告げると、待合室はかなり混んでいたにも関わらず急遽診断しますということで、先生と対面した刹那「はい、ズボンとパンツ脱いで!台に寝て!エコー撮るよ!患者さん待ってるから急いで!」とまくしたてられたので、恥ずかしさなんてものはまるでまったくなく、台に寝そべりズボンもパンツをくるぶしあたりまで下げ、タナカのムスコがコンニチハ!そしてエコー。

 

エコーの際にタマを触られると痛みが増してかなり叫んだ。ホラー映画ばりに。痛覚を直接触られるみたいな痛み。

 

検査が終わり「診察した感じ、精巣捻転ではないと思うが大きい病院で診察もしくは手術をしたほうがいい」と先生に告げられる。救急車で搬送されるオレ。

 

大好きなヤツに会いに行く

先日もまた群馬へ。昨年の5月ぶり。今回は初日高崎&2日目に前橋コース。昼過ぎに高崎着。駅チカのラーメン屋で麺を啜り、バスに乗ってイオンに行ったり、駅近くの美術館へと赴く。

 

ライブまで時間があったので、ハコ近くの居酒屋で適当に串とおでんと共に麦酒で体をほぐしていく。関東のおでんを初めて食べたけど、ダシがきいてて上品だった。また行きたい。

 

定刻になり、ライブを友人Hと見る。このことはインスタに気持ち悪いくらいの長文で書いたので割愛。言いたいことはひとつだけ。出会ってくれてありがとう。

 

その後は車で前橋に移動。22時過ぎにも関わらず友人L、Mも合流してくれた。誕生日プレゼントで上毛カルタをもらう。「こんなん貰ってどないせっちゅうねん」と言いながらも嬉しかった。

 

自分含め集まった4人は全員早生まれ。そのうち、水瓶座が3人。水瓶最高。

 

地酒の「赤城山」が飲みやすすぎて、もはや母乳。中盤以降の記憶が喪失。激しい降雪で足跡が途絶えていくような感覚。砂漠の砂ひと粒、それ以下かもしれない。

朝起きたらホテルのベッド。特に二日酔いはナシ。いい酒はやっぱりいい。グダグダと準備をして中心街へ。ショッピングセンター内のメシ屋でRと昨夜も来てくれたMが合流。味噌汁が母乳だった。

 

昨夜の記憶を補填すべく、Mに話を聞くと「めっちゃ楽しそうでしたよ!誰が見ても気持ちよく酔ってるな!と感じでした!特に脱いでたりとかはしてなかったですね!」と教えてくれた。オレの脳は砂漠の砂ひと粒、それ以下かもしれない。

 

メシを食い終わり、軽くダベりMとスーパー銭湯へ。湯の県、群馬。至る所に風呂屋がある。

 

ミスト的なサウナ的に部屋に入ろうとしたものの、扉を開けた雰囲気がダーマ神殿。ビビって露天で1時間ほど語りながら入浴(高校生感)

 

駅まで車で送ってもらい旅行終了。

 

鳩vsカレーの悪魔

鳩くんと「川崎で昼飲みしようや」という話になり先日、遊んできた。

 

初めて足を踏み入れた川崎駅は、思ったよりも広く戸惑い、不安、かなしみ、憎しみなどの感情に支配されながら、でも自己の感情に振り回されるワケにはいかん!と抵抗しながら待ち合わせ場所の改札前へ。

 

改札が複数あり、戸惑い、不安、かなしみ、憎しみはさらに膨らみ、足はむくみ、口の中は酸味でいっぱいになりつつあり、人の形を保てなくなりそうだった。本来の姿、つまり、ターメリックライスに戻ってしまうということ。これはよくない。

 

想像してみよう。

土曜日の昼過ぎ。人が行き交う喧騒な改札前。「おや、いい香りが……?」とターメリックとバターの香りがのする方へ目を向けると、服を着たターメリックライスが鎮座。

 

ターメリックライスが服を着ているのか、服の中にターメリックライスが詰まっているのか分からない状況。見ただけではよく分からない。不安の元凶とはこういうことを言うのだろうか。

 

恐ろしい。

 

物価高、地球温暖化、低賃金、目元のクマの発生、などなど日本の問題の根源はコイツか?このターメリックライスが悪いんじゃね?と思いつつ、近づく。近づくたびに香りが鼻腔に入ってくる。入ってくるというか、右手を目元の前にあげ指先は上向き、水平方向にむける。ちょうどチョップのようなジェスチャーをしながら「すみません、すみません、通ります。すみません、すみません、通ります。すみません!!通ります!!人が通ります!!」といった具合でギュンギュンに体を拗らせながら入ってくるみたいな。

 

で、思うわけ。

「ちょっと食ってみるか」って。

そしたら、うまいんだよなぁ。パラパラの炊き具合に、ほどよいバターの甘み。そうなったら、カレーソースが欲しくなる。駅前カレーフェスティバルやるしかないでしょ!明日やろうは馬鹿野郎。今日やるぞ!つって。

 

そんなこんなでカレーフェスティバルの準備をしようとしたら、白い光が目の前を通り過ぎていった。「?」と思いつつ、顔を見ると鳩くんだった。光の使者だったんか。かわいい人は素晴らしい。

 

昼からダラダラと飲み、ギャハギャハと喋りました。この日は結構酔いの回りが早く、よく分からないことを口走ってた(いつもどおりと言えばいつもどおり。通常運転)ように思う。ただ、お互いに同棲してて家のルールというか、お互いの家の決まりごとみたいな話ははっきりと覚えとる。使ったものは元の位置に。これ大事。

 

それにしても長く付き合ってる人はすごいというか、面白い。居酒屋出たあとは喫茶店でブレイクタイム。ずっと下ネタを喋ってた気がする。お互いよく分からないカオスな感じになっていたんじゃなかろうか。オレは常にカオスなターメリックライスなんですけどね。

7人の天使がラッパを吹く

以前、ネットで以下のような文を見かけた。

【30歳越えゲイあるある】

・観葉植物だらけになる

・イソップ使いがち

・あとは筋トレしがち的な内容

 

みたいな。はっきりは覚えてないけど、おぼろげてもない。友達以上恋人未満。

 

我が家を見渡すと、植物はある。年末に美容室で「よかったらどうぞ」と頂いた、よく分からん緑の植物。とりあえず分かるのはチューリップ、ヒマワリ、サボテン、ゴールドマリー、タンポポ、サボテン、松ではないということ。多肉植物のなにか。

 

「よく陽に当ててくださいね」と言われたものの、リビングの一部分にしか陽が当たらんので机の上、椅子の上、はたまた床など時間によってポジションを変えている。あと、イレギュラーで豆苗もある。

 

洗面台にはキレイキレイ泡ハンドソープが鎮座。なんやかんやでボトルは劣化してしまったのでホテルライクなプラスチック容器に入れ替えて使っている。手を洗うたびにキレイキレイのママみたいなキャラクターのエモい表情を見るのは心にくる。

 

オレはゲイじゃないかもしれないし、30歳を超えてないかもしれん。そこんとこよろしく。

 

じゃあ、我が家には何があるのか?希望か?夢か?愛か?幻か?マナ?カナ?頭の中でジャガー横田北斗晶がごっちゃになりつつ、話を戻す。空気清浄機がある。ちょっと早い誕生日プレゼントで買ってもらった空気清浄機。打倒花粉!旗を振れ!ということ。

 

あと目立つものといえば、クソでかヨギボー(長方形・オレンジ色)かなぁ。へたったら補充ビーズで補充して、ふわふわふかふかの状態をキープして使用するのが一般的らしいけども、ズボラなふたりなので4年もの間放置。何もしない。手助けすることだけが優しさではない。その結果、クソでかヨギボー(長方形・オレンジ色)はどうなったか。言わぬが花でしょう。現在、クッションという役割は担っていないように思う。

 

帰宅して「あー、疲れたわぁ」とか言いながらふたりでジャケットやらなんやらをクソでかヨギボー(長方形・オレンジ色)の上に投げ捨て、気づけば衣類の蟻塚みたいになり、アリクイを模倣し、衣類もとい蟻を洗濯機へブチ込むというのが日常。完璧な人間なんておらん。

 

YouTubeを漁ってると銀杏BOYZ「SKOOL KILL」のPVが流れてきた。この曲、このバンドは高校時代にシマヅクンという友達から「俺たち、童貞やん?童貞ならこれはマストやけん、聴け!男はパンクだ!彼女とかいらん!!聴け!!」とCDを貸してもらい聴いた。銀杏BOYZは、思春期の葛藤やイケてないヤツの心の叫びを代弁するかのような等身大の歌詞と激しいパンクサウンドで世界がひっくり返った。あと、単純に音量がデカかった。

 

当時はQUEENしか聴いておらず、フレディ・マーキュリーが「自転車!自転車!」やら「母ちゃん、人を殺しちゃったわ」とか歌っていただけに、カルチャーショックは大きかった。CDを貸してもらった1週間後にシマヅクンは初めての彼女ができ童貞を卒業していた。「セックスマジで気持ちいい!!彼女最高!!」ってずっと言ってた。なんでやねん。おかしいやろ。

 

そんな銀杏BOYZの「SKOOL KILL」

たぶん18年前とかそこらへんの曲。PVでは、ボーカルの峯田和伸のダメ人間ぶりが描かれていてめっちゃいい。こういうのあるよね、共感の連続。むしゃくしゃしてラックを蹴ったらラックが倒れて部屋がぐちゃぐちゃ。

「なんでこんなことしたんだろう」という後悔と「やっぱりオレはダメ人間なんだ」という自己嫌悪。でも、むしゃくしゃした気持ちは胸の中に残ってて、部屋の片づけをする気にもなれない。とりあえず、タバコを吸うけど、吸い終わっても変わらない現実とぐちゃぐちゃの部屋、みたいな。

 

パンクはガキの音楽。32歳やけど大人にもなれず、20代にもなれないオレが聴くにはピッタリだよなと思う。

 


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とは言いつつ、最近はMakeWarをよく聴いてる。声がかっこいい。日本人ではこういう歌い方できんよなぁ。骨格とか声帯の問題か?

英語は分からんから何を歌ってるかはよく分からんけど、メロディがよければそれでいい。


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Social eyes

生活は続く。例え、それが激烈・猛烈・感動をアナタに!みたいな二日酔いでも。

 

先日、パンクバンドのライブを見に行き、テキーラが飛び交う感じ。これはヤバいと思い、終電で帰ろうとしたけど、なんやかんやで残ってしまい、帰宅するころにはサラリーマンが駅で往来。喧騒が静まった街のアスファルトに陽が当たり、その眩しさに赤い目が潰れる、みたいな。寝てないのに二日酔い、その足は前を向いていた。

 

打ち上げ中にノリで10個下の子と接吻をした。こういう時は「ウェーーーーーイ!!」と周りがなり、勢いが伝播。発声した者らも接吻をする、そして破滅へと走っていく、みたいなのがだいたいの流れ、定番だと思っていたけど、静かに接吻をしたものだから、「ウェーーーーーイ!!」もなく、ただただ、接吻。しかも、目を合わせた瞬間に互いの顔が近づいて……みたいなスタイル。どんなスタイルやねん。ディズニーか。

 

こういうノリで生きてきたので、酒の場はそういうもんだと思うが、多くの人は「理解ができない」と怪訝な表情で見下し、踵をかえす。あるいは「わけがわからん。とりあえず殴ります」と言い放ち、オレを殴打。泣いてもボコボコ。そして破滅。顔面が。

 

正直、接吻する、というスタイルは初めて。何が楽しいか分からんかった。

 

経験上、周りのスタイルでいうと、胸が熟れたトマトみたいな色になるまで水平チョップをしあう、ケツをクンクン嗅ぎあう、その場でスクワット合戦、裸体になり素面では理解できない高度かつしょうもないギャグをかまして潰れる、が主流で、書いている本人が再確認しても理解ができない。消えてなくなりたいし、穴があったら掘りたい。パンク、あるいはパンクスは破滅へと向かっているのかもしれん。

 

とりあえず、この日は二日酔いで12時間近く寝ていた。そろそろ、酒との向き合い方に取り組まなければならんが、10個上、状況によっては20個上の先輩方が飛び交う酒に狩猟犬のように飛びつき、グワングワンに酒を飲んでいる場合は、避けられない。なぜか?それがパンクスなので。社会の目を潰していきたい。

辰年ファイヤー物語

あけおめ、ことよろ、ナマステ、スパイスカレー。

 

元旦は、彼氏の実家へ行ってきた。12月中旬くらいから「私の実家、一緒に来る?」と言われていた。もちろんノータイムで「イエス」と答えてきた。お母さんにオレを友達として紹介するか、彼氏として紹介するか、どうしようかと悩んでいた。

 

悩んでいたが、できごとは突然に。12月30日に帰省する話の流れでカムアウト→彼氏と一緒に実家帰るね!の流れになったらしい。ベンチャーもびっくりのスピード感。あってよかったLINE。すごいぜ彼氏。

 

元旦。電車やらなんやら乗り継ぎ、彼氏の実家へ。せっかく挨拶に行くので、ということで菓子を買っておいたのに、家に菓子を忘れる痛恨のミス。やばいぜタナカ。

 

仕方ないので元旦から営業していたデパートで菓子を買う。元旦から営業していたおかげで助かりました。ありがとう。あけおめ。今年からよろしく。

 

彼氏の実家へ着き、菓子を渡し、挨拶はそこそこに雑煮を頂く。特別、紹介されるわけでもなく、オレ自身も「○○さんとお付き合いさせて頂いております、タナカと申します。趣味はスパイスカレーの食べ歩き、特技はスパイスカレー作り、出身はインドではなく、福岡です。期待に添えず申し訳ありません。あ、髪ですか?これはスパイラルパーマをかけてるんです。でも、元々癖っ毛なんで、こういう感じといえば、こういう感じですね。友達は多いですよ」みたいなことも話さなかった。お母さんも深く尋ねてくることもなく、ふんわりとしれっとお邪魔した感じだった。マック頼んだら紙ナプキンを何も言わずに渡してくれるみたいな。

 

会話の中で「この子、野菜が苦手なんだよね」「昔から野菜をあんまり食べなかったんですか?」「そうなのよ~」みたいなやり取りをした時に、改めて、彼氏と一緒に生活をしてるんだなと感じた。

 

2時間くらいお喋りした、お邪魔した。つまり、オレはいいヤツということがお母さんに伝わったはず。

 

 

帰宅途中に地震が起きた。関東圏も揺れたみたい。電車に乗ってた我々は気づかず。Twitter、失礼。Xで地震があったことを知った。

 

先週、パンク友人のチカッチャンが実家へ帰った際に、いらないバンドのTシャツや身の回りのものを断捨離する様子をインスタにアップしていた。断捨離アイテムが欲しい人もおるやろうから、どうせなら、売れたお金を寄付せんか?と提案したところ「ええやん!ごっつええやん!」というノリになり、チャリティ断捨離になった。

 

その流れでマーチンの8ホールを買った。靴は好きやけどそんなに詳しいわけじゃない。聞いたところによると、そのマーチンはUK製?イングランド製?のモノらしく、ボロボロの状態でもまぁまぁの金額で取り引きされているらしい。オレは履けたらなんでもいい派。チカッチャンとふたりで擦り合わせて金額を決めた。

 

パンクスは基本的に金がない。金がないからパンクをやってるのかもしれん。オレもパンクスの端くれなので金がない。タンポポを見つければまずは「アク抜き大変だなぁ、うまそうだなぁ」と思うし、コンクリートが視野に入ると「カタツムリってコンクリートを食べるらしいし、意外と食えるかもしれん。煮込むか」と腕を組んで眉間にシワを寄せながら考えてしまう。ちなみに、タンポポは食べたことがない。カレーの副菜でタンポポ、どうでしょうか?

 

金はないけど友達はそこそこおる。たぶん、これがパンクス。できることはやろう!のマインド。それこそパンクス。各地で震災のチャリティイベントやらやってますが、自分ができることをやればいい。やれんかったら、やらんでいい。今夜は常夜鍋にします。

 

 

年の瀬!アホンダラ!

あともうちょいで今年が終わる。

 

とろくんと飲んだあとの12月は、カレー同好会と称して、よきくんとカレーを食べに行って、街ブラをした。途中、イートインができる個人経営のケーキ屋でお茶。退店際に4年目のお祝いってことでクッキーを頂く。購入からラッピングされるまでガン見してたけど、サプライズ感を出して受け取る。気持ちが一番大事。ありがとう。夕方前に解散。同好会らしい。

 

そうそう、オレがお兄さんと呼ぶフォロワーのお兄さんとYOKOHAMAで昼飲みをした。西日本の人間はあたたかい。そんな気がする。文化と言葉が近いと生活が似てると親戚に会ったような気になる。そんな気はせんけども。数年ぶりの昼飲みの代償は大きく、家に帰って即ダウン・即寝。楽しかった。

 

今年もいい年やった。2年ぶりに1年間働いたしなぁ。パートやけども。アホンダラ!アホンダラ!と叫びながら働いてるけど、周りはニコニコと見守ってくれています。アットホームisジャスティス。

 

他にも、友達や先発・後輩にカムアウトして彼氏を紹介した年やったね。彼氏はオープンなタイプなので、彼氏の職場先の方とご飯、友達が家に来る、何人かで外出ということがあって、これはイーブンじゃねぁえなって引っかかってたけど、今年は違った。

 

オレの友達とも外出するし、オレの友達も家に来る、飲む、ガンガンに酔っぱらって「もう酒を飲むのはやめなさい」と真顔で彼氏に注意されるも「後輩が飲みよるのに、ひとりにはできん!やけん、オレも酒を飲むと!」と謎の理論でギンギンに芋のソーダ割りを飲む。結果、後輩は路上で目覚め、指輪と記憶を喪失。オレはピンボールのようにフラフラに帰宅&翌朝HELL

 

今年起こったことは、すべていい思い出だと信じたい。

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