秀逸な話

秀逸(言いたいだけ)な話。

御殿場の秀逸な話

狼狽天国

今年はめっちゃ暑い。Tシャツ1枚でも暑い。早く秋にならんかなぁ。食欲の秋。スポーツの秋。芸術の秋。性欲の秋。平清盛。とかウカウカ考えてたら秋が乗り込んで来たと同時に「ごめ〜ん!少し早く来ちゃった!」みたいなノリで顔を出してきたため、秋と冬の境目みたいな毎日。

 

室内は暖房が効いているため、暑い。上着を脱ぎ軽装になる。室外へと出れば、涼しいを通り越して肌寒い。脱いだ上着を心なしか急いで着る。

 

電車もそんな感じで、暖房が効いておる。感染症対策で窓を開けているものの、そこまで涼しくなく、目的地までにたどり着く前に顔がジャンジャカ熱る。

 

目的地は「ヤーシブ」

いつ行っても若者と広告で溢れていて、ギンギラしている。あまり好きじゃない。むしろ、嫌い。いや、でも好きなんだよ。本当なんだ、信じてくれよ。

そう言って卓也はタバコに火をつけて深く息を吸い込んだ。

 

ここまで下書きに残していたものの、どんな心境で文書を綴っていたかは覚えていない。人間なんてみんなそんなもんだよ。日々の感情はどんどんと流されて、生きるために仕事をしているのか、仕事をするために生きているのか、自分とは一体なんなのか、秋吉台はいい所だとか考えてる間にカレンダーは捲れていく。あ、カレンダーって捲らない?あぁ、スマホとかPCでカレンダー見てる派か。昔はどの家庭にもカレンダーがあったんだよとお爺ちゃんは目を細くした。そんなお爺ちゃんにオレはなりたい。卓也って誰だよ。

 

 

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