秀逸な話

秀逸(言いたいだけ)な話。

御殿場の秀逸な話

箱根ライオット

パート先の学生達に誘われて箱根へ。10個上?12個上?くらいのオレを誘うのがすでに面白い。そういう旅行。

 

レンタカーを借りて箱根へ。2台編成。オレは免許を持っていないので助手席の魔術師として、カーナビ。1時間くらいで箱根へ到着。意外と近かった。到着後に名物らしいカツを食べたけど、感動は薄かった。やっぱりスパイスカレーばい。食後は、なんとか湖へ。湖の近くにあるフォトスポット?の鳥居で集合写真。30分くらい待った。撮ってもらった写真を見たら逆光で全員、表情が分からず、思わず箱根ライオット。

 

エアビー的なでかいペンションへ移動。買い出しに行ってもらい待機組は暇なので、オレが持ってきたswitchでスマブラ。4人でスマブラやると友達の家感出るよね。お母さんがお菓子とジュース持ってきてくれるパターンね。でも、お母さんはゲームをやらんからスナック菓子を持ってきちゃうの。スナックを食べたら指先が油まみれになって、コントローラーがベタベタ(地獄)になるけん、食べる→ティッシュで拭くの無限ループ。ゲーム終わったらティッシュの量が中2(思春期)

 

夕暮れになったらBBQ。一応、年長者なので焼き場責任者として勤しむ。全員料理ができないとのことなので焼きそばを焼いたり、桃を剥いたりする。的屋スタイルfromFタウン。酒をたくさん買ってきてもらったので、たくさん飲むものの、周りが楽しめてるか不安になって中々酔えず。ひとりのやつに話振ったり、食べてないやつに声をかけたり、グデングデンになってるやつに水を飲ませてベッドまで運んだり。完全に保護者だし気が利くヤツ。オレはそういう星の下で生まれた。

 

21時過ぎにペンション内へ戻り、桃鉄組と恋バナ組に分かれる。オレは断然桃鉄。オフラインの桃鉄がいっちゃん面白い。関根勤くらい面白い。次の日もまぁまぁ早いので1時頃に就寝。他の子達は3時頃まで起きていたらしい。若い。

 

8時過ぎに起床。離れた土地で泊まる時、いつもより早く目が覚めて、時間を持て余して散歩に行く。この日も散歩。近場のコンビニまで。アイスコーヒーとタバコを買う。ペンションへ戻った後は、BBQの具材が余っていたのでみんなの朝飯を作る。朝の支度の様子がみんなそれぞれ違っていて面白かった。いつまで経ってもゴロゴロしていてチェックアウトギリギリに準備するヤツはどこに行ってもおるね。そういうヤツ嫌いじゃない。

 

チェックアウトして「さわやか」へ。目指せ静岡。静岡へは15年ぶりくらい。1時間30分ほどかけて初さわやかに初到着。怒涛の2時間待ち。近くの商業施設へ向かいダラダラと時間を潰す。地元感あふれる時間の潰し方、こういうのでいい。めっちゃいい。都内だとギラギラに商魂感を感じる施設しかないので、地方のクソでか通路クソ広いイオン的な施設でダラダラする、みたいなことはできないなぁと思う。こういう施設でおじいちゃんやおばあちゃんはいつも寝ている。

 

そしてさわやかへ。初めて食べたけどとんでもなかった。うまかった。口にいれた瞬間に肉(ミート)が広がった。まるで15連キン肉バスター。普段オレがハンバーグと思っていたものはなんだったんや。ソース煮込みか?はたまた、煮付けか?

 

旅も終盤。箱根へ戻り、温泉で疲れを癒す。若い子は足が長いし、体毛が薄いなぁ。オレなんて足の長さ3センチくらいしかないぜ。と思いながらサウナでキマる。

 

それぞれがキマった感じの目になったので、旅行の精算をし、横浜へ帰る。こうも、何時間も同じ閉鎖空間で一緒にいるとグルーブが出る。仲の良さに年齢は関係ない。グッと仲が良くなったように思う。最後らへんはオレにタメ口&あだ名だったのがその証だと信じたい。

 

 

Weather manばっかり見てんじゃあない

過去2年の間、働かずにメシを食いゲームをし、尿便を散らかすみたいな生活をしていたので、空白した2年の間に夏の様子が変わったことに気付けていなかった。日本の夏、暑すぎる。子どもの頃は、ダウンジャケットを着てかけっこをしていても汗を少しかく、くらいの暑さだったような気がする。過去は美化される、と言うけども美化されすぎやろ。怖いね。

 

マンネリを打破したい。つまり、マンドリルネリネリしたい。まずはマンドリルを飼わねばならんが、現状難しいです。理由?言わぬが花でしょう。つかみはオッケーですか?心にユーモアを持てや。

 

毎週水曜日と木曜日、土曜日が休みの日。水曜日は家の掃除、洗濯をする日。家の事が終われば買い出し。木曜日は何もしない日。土曜日は予定がはいることが多いので、午前の早い時間に軽く掃除をするなど、休みの日をルーティン化している。しかし、このルーティンがマンネリの原因となっている。

 

マンネリの何がよくないか?生活にハリを感じず、なんとなくつまらない時間がなんとなく続く、なんとなく生きている、みたいな感情が頭の中でモヤモヤするのがなんとなくよくない。

 

新しいことを始めよう!と子どもの頃に遊び狂っていたレゴブロックを久しぶりに買おうかなと思った。レゴブロック、知性や創造力が上がる。知育玩具。完成したオブジェクトは部屋のインテリアにもなる。ええやん。そう思ってオモチャ売り場の知育玩具コーナーの1角にあるレゴブロックがズラッと並んだ棚へ向かった。子どもの頃から何も変わらないレゴの箱を見て安堵したのもつかの間。値段を見て膝から崩れ落ちた。泣いた。マジで。

 

LEGOジャズクラブ¥29,900」「LEGOシティ急行¥19,980」とフツーに1万を超えてくる値段。価格、舐めてましたわ。

 

子どもの頃を思い出すと、タナカマザーは月イチくらいの頻度でタナカ少年にレゴブロックを買い与えてくれてたように思う。母ちゃんやべぇな!と思い10月に帰省します。3年ぶりに。会いたい人も食いたい飯屋もたくさん。

 

オレは友達が多い。友達が多いタイプ。地元だと何人くらいおるんやや。LINEの連絡先で確認するのめんどいから確認せんけどめっちゃおるはず。中にはバーやコーヒースタンド、街中でふらっと会ってそのまま遊ぶ、みたいな友達もおる。それやったら、実質もっとおるんではないか。しかしながら、中高大の人らの連絡先は誰も知らん。これはしゃーない。学校の人らは、たまたま学校が一緒やからという理由で、そんなに絡まんかった。誘われたら遊びに行くけどね。

 

そんなこんなで帰省は6日間。たくさんの人と会うためには30分にひとりと会っても追いつかないのではないんやろうか。たぶんね。こうなったら会場的なところを借りて宴会的な感じでみんなに集まってもらおうと考えた。オレが帰省するのにオレがオーガナイザー!実にオレらしい!最高!

 

 

同気相求

気づけば爪が伸び、ヒゲが伸び、日が長くなり身長も伸び、1827532です、よかったらメッセージしましょう(笑)みたいな(笑)

 

毎日がチョッ速(パヤ)パンクみたいな速さで通り過ぎる。ドンシンクフィール。

 

8(人)さんと大雨の中、カレーを食いに行ったり、よきくんとスカイブルーの下、カレーを食いに行って人間観察したり、仕事終わりに横浜にて、ともやくんとお酒を嗜むなど、スケジュールが黒く埋まる感じの6月から7月前半。あざす。AZS。アヌス。ホントにみんなかわいいので、遊ぶ度にかわいさパワー(KP)を頂いているように思えます。KPが1KPあると1週間寿命がプラスされ肌がツヤツヤになり、吹き出物は消滅、陰茎もグングンと太く伸びる、というとんでもねぇパワー。これが、今回でいえば3KP溜まっている。つまり、3週間も寿命が伸び、肌がツヤツヤツヤツヤツヤになり歩く鏡面と呼ばれ、吹き出物が消滅しまくり銀河が生まれ、陰茎というか亀頭はくるぶしあたりまで頭をもたげているためハーフパンツが履けずにいる。裾からコンニチハ!はまずい。しかし、ワイドパンツが流行っているため、ブンブンにふてぶてしい太い陰茎のシルエットもカバーされているように感じる。一体、オレはなんてことを書いてるんや。病んでいるのか?のか?なのか?野中。ってことで昨夜は中野~高円寺へ。

 

先輩のライブを見に行ってきた。誘ってくれた先輩は2ヶ月ぶりくらいに会ったんか?マイメン。最近、家を建てたらしく、今度、家に泊まる。ついでに遊びに行く。いや、遊びに行くついでに泊まりに行く?まぁ、いいや。奥さんとお子さんに会えるのが楽しみ。この先輩は31歳の時に出会った。つまり、去年。この歳になっておもろい先輩と出会えたのが嬉しい。30歳過ぎたら年齢なんて関係ないよ!なんて言う人もおるけど8個上は先輩。つまり、舎弟。あざす。

 

先輩と語りんぐ(死語)してたら、Kさんに遭遇。11年ぶり。11年ぶりでも「お疲れ!元気?飲もうよ」みたいなノリ、お互いマジで変わらん。そういうノリで生きている。Kさんは11年前と変わらず元気に暴走していてほほえましかった。

 

なんやかんやで色んな人を紹介してもらえたり、めっちゃいいやん!めっちゃいいTシャツ着てますね、みたいな感じで声をかけた方と意気投合するなどしておごり酒を多数摂取。つまりドランカー。終電の乗り継ぎをミスってしまい、家に帰れるか危うかったものの無事に帰宅。言わぬが花でしょう。

 

 

グングン!群馬旅行記・下

空調がスムーズに調整できず、途中何度か起きたりしながら6時30分頃に起床。即自慰。「風林火山!」と叫びながら絶頂。二度寝し、朝食バイキング会場へ。「スクランブルエッグ、クロワッサン、ウィンナー」の三銃士。コーヒーと牛乳を飲む。牛乳のパッケージには「新鮮!群馬県産しぼりたて牛乳!」とかかれており、とても新鮮だった。赤子のように飲んだ。

 

部屋へ帰り、TVを見ながらだらだらし、チェックアウトの準備をする。食後、30分経ったので大浴場へ。チェックアウト1時間前の状況、誰もおらかったので浴場内で犬神家のマネをしようと思ったものの、座ると肩くらいの湯の深さだったのでカエルのマネでとどまった。

 

チェックアウトし、前橋文学館へ。文学と言えばタナカ、タナカと言えばカレーみたいなところがあるので前々から目をつけていた。駅から徒歩で20分圏内だったので歩いて向かう。月曜日の10時過ぎ、人、車共にまばら。

 

川沿いに前橋文学館。好きな作家、コウ・マチーダが第9回萩原朔太郎賞を受賞しているので受賞作の詩のパネルを眺めたり、萩原朔太郎氏の半生を解説したコーナーなどを見て回った。お土産コーナーみたいなところで、文学館限定のマチダーンのインタビューブックみたいなやつを買った。

 

周りたいところは周ったのであとは帰るだけ。なんやけれども、街がオレの後ろ髪(パーマが強くかかっている襟足あたり)を引っ張る感じがしたので、商店街を散策することにした。駅と文学館の真ん中あたりに商店街があるようなのでちょうどよかった。

 

で、商店街を歩く。11時。ほぼシャッターが閉まっており、活気の活の字もない。駅前に続くメインの道は人、車共にまばらだったにも関わらず、商店街は「まばら」の「ま」

 

タバコが吸いたくなり、クラブの前に灰皿があったので一服。火をつける前に自販機で缶コーヒーを買う。タバコを吸いながら、さきほど購入したマーチーダーのインタビューブックを読む。書籍内容を軽く紹介すると前橋商店街で町田先生が散策したりするフォトページ、受賞作の解説ページ、バンド活動を振り返るなどといった内容。おもろ。

 

その中で、商店街をマッチッダが歩いている。が、今オレの前にある商店街と明らかに違う。活気が違いすぎる。例えると、本の中の商店街は「渋谷駅前のスクランブル交差点でハロウィンイベントが行われてる中、QUEENのライブが行われ、群がる群衆がトマトを投げつけあっている」ような活気で溢れている。しかしながら、目の前にある商店街はシャッター街。なんやねん、この差は。

 

おばあちゃんがやっているようなブティックで、昔の様子について聞こうと思ったものの、そんな店は見つけれんやった。悲しい。悲しさを飲み込み、インターネットで軽く調べたところ、地方社会あるあるな理由、活気があったもののいろいろあって人口が減少、デパートや百貨店が撤退、商用人口も労働者も県外へ流失しさらに人口が減少、負の流れ、みたいな。

 

地元も上記のような流れを断ち切れておらず、政令指定都市で唯一、高齢者で溢れかえっている街らしく、地元の数十年後の様子を見ているようで他人事には思えんかった。

 

20年前くらいは栄えてたいたであろうデパートやクラブ・飲み屋などの巨大な建物が今やテナントがガラ空き、巨大なハリボテみたいになっていたり、色褪せたりところどころみすぼらしくなっている看板が残されており、前橋の商店街は寂しかった。この寂しさはかなり独特だと思う。自分が立ち寄った街だと徳島が似ている。こういう街の寂しさはある意味、音のようなもので、胸の奥に突き刺さるものがある。シック・オブ・ノスタルジック。

 

ただ、商店街を歩いていると、全面ガラスばりのオシャレな感じのビルが建築されていた。話を聞くと、何年かかけながら前橋を再開発して復興するぞ!みたいな計画を進めているらしい。がんばれ。

 

その足で駅へと到着。満足感と疲労感にさいなまれながら新幹線の切符を買い、まっすぐ帰る。昼と夕方の合間に帰宅。友達にまた会いたいので不定期的かつ定期的にまた行きたい。

グングン!群馬旅行記・中

温泉を後にし、石段周りの探索。人生初の射的場で「ライフルはな!肩に、こう入れて撃つんや」とドヤ顔で友達に語っていたら店主のおばさんから「銃はそう構えるね!射的は足さえ地面についていればいいから、とにかく手を伸ばしてね!身長高いほうが有利ね!」と言われてしまう始末。射的は駒や人形にポイントが振られており、10発打ち終わった時点で落とした駒や人形のポイントを査定。稼いだポイントから景品を選ぶ。我々は何点取ったか忘れたけど、あと1発、あと1回の状況下、5点取るとイイ景品がある!ということでおばさんはテンションマックス!アンコールで登場してきたバンドに歓喜してるみたいな感じで「この女の人形にしよう!5点の女だ!女のアタマを狙え!しっかり狙え!アタマだ!」と叫びだした。オレ達よりガチやん。老兵やん。

 

老兵のアドバイスもあり、女の子の人形を落とし、携帯用のオセロを貰った。あとはアヒルのおもちゃ(水で浮くプラスチック製のもの)も好意で頂いた。

 

射的で汗もかいたし、もうひとっ風呂行こうぜ!ということになり、石段途中にある風呂屋へ。そのへんにあるような銭湯のような作り。脱衣所を抜けると湯船がひとつ。10人も入れない大きさ。それと、外気浴ができるテラス。ここもお湯が独特な色をしていたものの、湯元から離れているためか、ニオイは強くなく、そのぶん効能とかも薄いんかなぁ?とかグチャグチャと喋りながら堪能。

 

湯を出て裏道散策。数十年前は栄えてたいたであろう、キャバレーや飯屋の跡があり、エモであり、ノスタルジック。夕焼けが似合うような裏道だった。

 

そんな中、小綺麗なんだけど昭和ノスタルジーみたいな雑貨屋があったので迷わず入店。ホーロー鍋があったのでノータイムで購入。いかにも昭和です、みたいな柄が最高だった。好きな人には刺さる柄。ノータイムで買った理由として、旅先かつ友達と遊んだときは日常使いできるモノを買うようにしている。鍋の他には手ぬぐい、帽子など。

 

日常で買ったモノを使う際に「これ買ったときはあんなんあったなぁ、楽しかったな。あいつらは元気してるんやろうか。また会いたいけん、おれも元気にがんばろう」と見えないアイツに背中を押されるような感じがして、生活にハリが生まれるような、なんだか生活が豊かな雰囲気に包まれる瞬間が好きで、なるべく日常で使えるモノを買っている。ホーロー鍋は手入れさえすえば、長く使えるらしいので使い倒して、ピカピカの思い出を磨いていきたい。

 

鍋を買ったあとは、榛名山ドライブ。ラパン(ターボ)で。この榛名山はイニシャルDの舞台になった秋名山のモチーフ。何を隠そうオレは「イニシャルD」のファン。中2から。つまり、約17年の時を越えて憧れの聖地巡礼というやつ。

 

詳しくは書けんけど、登り道をガツガツ走り、ガガガガァァとカープを走るので「G(重力)」がとんでもなかった。G(ゲイ)がG(重力)を感Gる。なんてね、ガハハ。下りだったらマジで吐いてたかもしれん。

 

対向車のスポーツカー率が異常だった。やっぱりGT-Rはかっこいい。不敗神話のRだ。中2の時に熱狂的にイニシャルDにのめり込んでいたからこその感性と感動。無駄なことなんてないかもしれん。

 

途中、中腹で休憩と写真撮影。ぼんやりと下に見えるは伊香保温泉。いい写真だったので、写真をプリントして玄関に飾っている。

 

撮影後は流しながら市街地へ。Hに「晩飯は地元っぽいやつか地元っぽくないやつ、どっちがいい?」と聞かれてので「地元っぽくなくてカレーじゃないやつ、めっちゃうまいやつ!」と答えた結果、めっちゃうまいらしいハンバーグ店へ。駅からだとどれくらいだろう、25分くらい離れてるのか?分からんが着いてみると15台くらい停めれる駐車スペースがあった。

 

オープンしてすぐに行かないと待つことになる、と話をしていたのでドキドキしていたが、並んでなかった。たしか、17:20くらい。これも日頃の行いのおかげでしょう。名物のチーズハンバーグ(並)とビールを注文。「悪魔チーズの地獄ハンバーグ」と命名したいなと思うくらいに悪魔的で地獄なうまさだった。また行きたい。

 

メシを食ったあとは駅近くの大型ショッピングモールにてゲームしたり物産展を覗くなど、旅行に行った人は、まず選ばない選択をしていく。

 

ドライブにしろ、ショッピングモールでの雰囲気というか遊んでる感じが、なんだか地元のダチみたいな感じで地元が懐かしく思えたし、もしも、オレが群馬で生まれ育ってるなら、コイツらとこういうことして、やたらと遊んでんだろうなぁとぼんやりと考えることもあった。それくらいに楽しかった。

 

ショッピングモールを出たあとはホテルまで送ってもらい、ハグをして解散。友情テレカを作ろう。

 

部屋に入りホテルの質素な雰囲気と自分しかいない空間、日中の楽しさが積み重なった結果、珍しく寂しくなったので帰宅したRと1時間くらい通話。朝風呂に入るべく23時過ぎに就寝。

グングン!群馬旅行記・上

たまたま休みが重なった。すなわち連休。友達へ会いに群馬は前橋へ。今月は金が無いのでとりあえず行きは鈍行を選ぶ。約3時間。都心から遠ざかるにつれて路線の脇に畑があるのか、畑の中に路線があるのか分からないくらいのどかな風景が流れる。高崎駅で乗り換えて前橋駅へ。高崎は商業で栄えた都市なので駅がデカかった。ほんなら、前橋もそこそこ大きいやろと考えてたら、平屋というか高さがない駅だった。駅ナカには土産屋とチェーン店のバーガー屋、コンビニといったラインナップ。山口駅くらいのボリューム感。

 

友達Hが車で迎えに来てくれた。Rも同乗していたので3人で水沢うどんを食いに向かう。当日は天気が良く、車も少なかったのでドライビング日和。オレは免許を持っていないので助手席の魔術師。

 

群馬といえば、山に囲まれた県、というイメージと共に走り屋の県というイメージを持っていた。もちろん頭文字D。Hに聞くとそのイメージは間違ってない、ほら見てみ。と指をさしている方に目を向けると、ランエボGT-Rスープラ、86などスポーツカーがたくさん走っていた。中学時代、ひたすら頭文字D湾岸ミッドナイトを愛読していたので、テールランプを見れば車種が分かるくらいには車が好き。ただし、オレは助手席の魔術師。やっぱりGT-Rのケツは美しい。

 

駐車場に車を止め、完全なフィーリングで入店。水沢うどんはざるうどんに薬味として「ごま」と一緒に食べるんですよ、とRが説明をしてくれるので、ながらで聞きながら、うどんを食べる。やっぱ、うどんが最高やな!と叫びたくなるくらい、水沢うどんはうまかった。うどんについては、明るくないものの、噓やけど、うどん県へとうどんを食べるために旅行へ行くくらいにはうどんが好きだと自負している。うまいうどんはコシがある。麺だけ食べてもうまいんじゃないかなぁ。

 

うどんを啜りまくった後は伊香保温泉へ。死ぬまでに行きたかった場所。前橋駅から車で50分くらいか?オレみたいな免許を持っていない人間にとって、非常にアクセスしづらい場所。一応、新宿からバスが出てるみたいだけど、山頂まで登ってくれるんだろうか。予備知識ゼロで伊香保温泉を見た最初の感想としては「温泉街というより温泉村

 

今までに行った温泉街としては下記の通り。

 

湯布院、別府、湯田、俵山、箱根。

 

箱根を除く、上記の温泉街の共通点としては、温泉や宿が密集しており、大して歩かずに済む距離感、徒歩で歩き回れるサイズ感やと思う。箱根はロープウェイで縦に移動やね。

 

伊香保温泉は、宿と石段を中心とした風呂屋との距離が微妙に離れている。がんばれば歩けるかな?という感じ。いや、距離的にはそこまで離れてないんやけど、宿と石段までの間にのぼりや看板なども特になく、ちょっと離れてる別の集落みたいな。

 

車を停め、石段へ向かうためだらだらと歩く。12時を過ぎており、太陽の陽射しがえぐい。石段下のフォトスポットで写真を撮るなど、一般ピーポー観光客のノリで溶け込むことに成功。

 

伊香保温泉の石段は365段ある。特に息が切れることもなく、365段目を登り終えると神社があった。太っているRはギャグマンガみたいな玉のような汗をかいていて、肥満はよくないと思った。Rは就職してから10キロ以上も太ってしまったらしい。労働は悪。みんなで天然温泉に毎日入ろう。オレと毎日裸の付き合いをしよう。

 

神社で参拝することはなく、湯元の露天風呂を目指す。途中、十数年前までは営業していたであろう土産屋や家屋が廃墟と化していた。山の中ということもあり、昼間にも関わらず雰囲気があった。また、飲湯所があったので蛇口からとめどなく溢れ出る湯を口に含んだところ、鉄の味100%であったため、すぐに吐き出してしまった。ただ、タダだし飲んどくかと思い、険しい顔がより険しいシワを寄せながら少しだけ飲んだ。鉄汁だった。あとで調べると日本で一番まずい飲湯所だったので納得。どうやら、伊香保の湯の中には鉄分が大量に含まれており、それが空気と触れ、酸化、茶褐色をしている。鉄の味がする、みたいな。難しいことはよく分かりまへん。

 

神社から歩いて10分くらいで、湯元へ到着。男湯の扉を開けると左手に露天風呂、右手にすのこが4個ほど敷かれており、その上に簡素なロッカーが30個ほど並べてあった。服を脱ぐ瞬間、いや、パンツをおろした後、男はなぜ、友人の股関をチラ見してしまうんだろうか。どなたか論文とか書いてください。よろしく哀愁

 

湯元であるため体をソープ類などで洗うコトは厳禁。そのため「あつい湯」「ぬるめの湯」と木製の看板で書かれ、石で囲われた露天風呂が2つ、隅のほうに、流し場があるものの「水が出ます」と書かれていた。近くに簡素な風呂イスが2つだけだったので、さっさとかけ湯をし、「ぬるめの湯」でダラダラと喋りながら、ゆるゆると過ごす。

 

会話の中でHは20キロのダイエットに成功したこと、彼女がバイクの旅に出ていること、彼は多趣味なので趣味のコトなどを聞いた。社交的なヤツが多趣味になるのか、多趣味なヤツが社交的になるのか。オレは前者説を推したい。

 

20キロのダイエットはマジですごい。意志が強くないと自分を乗り越えることはできん。話は変わるけども、じゃくさん(彼氏)は10キロ以上の増量に成功している。これもすごい。ふたりみたいな明確な意志と行動力がある人は好きやなぁ。オレみたいな32年生きてきてがんばった事は特にないっすね、みたいな人もすごいから、みんな、今よりももっと好きになってくれ。

 

 

 

OUT OF SERVICE

気づいたらゴールデンウィーク(黄金週間)が終わり、5月のケツが見えてきた次第。ビコーズ アイ ラブユー。

 

生活が特段変わることもなく、まるで金太郎飴。15年くらい金太郎飴は食べてない気がする。スパイスカレーも久しく食べてないよう気がする。これじゃあ、生活にハリが出ない。金太郎飴を切ってたら、かんころ餅がパッと飛び出してくる、みたいなことがあってもいいんじゃなかろうか。女だと思ってナンパしホテルに行ったものの、服を脱がせたら自分よりも立派な竿がぶら下がってました、みたいなことがあってもいいやん。鮮血が滲む夜。

 

何人からか「カレー食い行こうや」と連絡を受けてるものの、先の予定がなんやかんやてんやわんやな感じで埋まっていて、タスクが渋滞、福岡のバス渋滞ばりに脳が動きたがらず、連絡ができてないことについては謝罪します。ごめんぴょ☆

 

とりあえず今週末は群馬へひとり旅です。

 

ひとつひとつ予定を終えたら、片付けたら、連絡しますので、気長にお待ちください。カレーだけに。あ、カレーだけに、ってのはカレーは煮込む必要があり、すぐに食すことができない、ある程度、時間を待つ必要がある料理って意味合いをかけています。煮込めば煮込むほど、旨味がギュッ!ギュッ!と濃縮される。煮込んだカレーはとびきりうまい。ただ、タナカの連絡待ちに関しては、待っても待っても、旨味がギュッ!ギュッ!と濃縮されませんので、あしからず。素材の味で勝負してるところあるしな。そろそろ、自分の顔をTシャツにプリントして、プリントの下部に「生産者の顔です。タナカさん(32)」と文字もいれたい。毎年Tシャツを作りたい。毎年新作。そして、自分が棺に入るとき、顔面Tシャツをオレの棺に入れてほしい。棺の中にたくさんのオレ。たくさんの歴史と笑顔。不気味すぎる。参列者も苦笑いを通り越して、爆笑。笑いに包まれながら天国に送られたい。メイドインヘブン。

 

結婚の引き出物みたいな感じで、葬式に引き出物を用意したい。死んでもなお参列者への事を考えてるあたりオレ。中身はもちろん顔面Tシャツ。どの年代の顔面にするかは、小学校のとき、遠足後に壁面へと並べられた番号付きの写真を見ながら写真を選ぶ感じの方式を採用したい。「やっぱり2023年モデルがいいよね」「2039年モデルは渋みがあって、私はこっちかな」みたいな会話をしながら選んで欲しい。周忌ごとにみんなでそのTシャツを着て集まり、偲ぶ。メイドインヘブン。

 

 

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