秀逸な話

秀逸(言いたいだけ)な話。

御殿場の秀逸な話

マジで。

職場でほぼ毎日注意をされている。内容としては、誰でもできるような事が私にはできない、という内容。そもそもの話、私は確認作業が苦手。みなさんが想像する893倍苦手なんよ。しまいには「文字は読めるか?」と言われる始末。

 

ここまで言われるとポジティブが服を着ている私でも「ムムム!楽天カードマン!」と悩んでしまう。実際問題、多くの人が簡単にできる作業をこなすことができないのは事実。昔からそうなので「できんことはやらん!できることはやる!」というスタイルで通していたり、昔働いていた上司が「ほんなら、得意なクリエイティブなことをやりなさい」と部署を変えてくれたりしたおかげでなんとか生きて来れたが、現在はアルバイトとして働いていて、その立場上、誰でもできるような作業をやらねばならん。

 

しかしながら、笑っちゃうくらい確認ができないので彼氏に「簡単な確認作業ができない。できないから改善策として、指差し確認や作業フローの書き出しとか他の人がやっていないような方法を取り入れているけどうまくいかん」と相談したところ、もしかして発達障害じゃね?という話になり、病院を受診した。かなりはしょったけど、そういうこと。不思議と抵抗感はなかった。

 

結論から書くとADHDでした。子ども時代とか20代前半の話をしていくうちに、先生は「ムムム!」という顔になりとうとう楽天カードマンになってしまった。ビックリした。驚いた。オレはゴジラになっていた。驚かなかった。

 

子どもの頃、多動性はなかったものの異常に忘れ物が多かったり、とんでもないエピソードが何個かあったりする。今度、スペースで話そう。オレのノリが好きな人にはウケると思う。

 

よくよく考えると、話の内容がドンドンと展開していったり、長時間ひとりで喋り続けたりするあたり他の人とは違うよなぁ。ひらめきというか連想力がズバ抜けてたり、衝動的すぎるくらい行動的だったりね。うーん、参ったねぇ、ガハハと円楽師匠の真似をするしかないのか。

 

「いや、真似しなくていいよ」ともうひとりの私が背後から声をかけてきた。

「どういうこと?てか、めちゃくちゃフランクでムカつく」「そんなことより落ち着けよ。薬を飲んだあとのお前だよ。なんか知らんけど頭がスッキリするんだよね。普段、頭の中でBGMとか流れてるやん?モヤみたいなヤミみたいなものとか広がってるじゃん?それがないんよ。普通ってか、多くの人の頭の中ってこんな感じらしいよ。めっちゃ集中できてワロタ」「薬飲んだら、そんなに変わるん?」「個人差はあるけど変われますよ!明日からタナカさんは変われますよ!」「先生じゃないですか。本当に変われるんですか?」「マジで変われます!まずは少量から処方するのでマジで毎朝服薬してください!マジで!」と言われた。なんか変われる気がしてきた。

 

翌日、薬を飲んだ。同じような間違いを繰り返した。急には人間は変われんっちゅーことやね。

 

飲みはじめて1週間くらいで薬の成分がイイ感じに血中で漂うらしい。現在5日目。自分では何か変わったような実感はないし、もうひとりの自分も現れない。ブログをいつも読んでくれている人、Twitterでフォローしてくれている人、オレの事が好きな人はオレの変化に気づく可能性が高いので「なんか最近、タナカおもんないぞ!掘るぞ!」とか「文体とか喋り方が変わったすよ」とかあれば教えてください。喜びの舞をお見せします。マジで。

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