秀逸な話

秀逸(言いたいだけ)な話。

御殿場の秀逸な話

辰年ファイヤー物語

あけおめ、ことよろ、ナマステ、スパイスカレー。

 

元旦は、彼氏の実家へ行ってきた。12月中旬くらいから「私の実家、一緒に来る?」と言われていた。もちろんノータイムで「イエス」と答えてきた。お母さんにオレを友達として紹介するか、彼氏として紹介するか、どうしようかと悩んでいた。

 

悩んでいたが、できごとは突然に。12月30日に帰省する話の流れでカムアウト→彼氏と一緒に実家帰るね!の流れになったらしい。ベンチャーもびっくりのスピード感。あってよかったLINE。すごいぜ彼氏。

 

元旦。電車やらなんやら乗り継ぎ、彼氏の実家へ。せっかく挨拶に行くので、ということで菓子を買っておいたのに、家に菓子を忘れる痛恨のミス。やばいぜタナカ。

 

仕方ないので元旦から営業していたデパートで菓子を買う。元旦から営業していたおかげで助かりました。ありがとう。あけおめ。今年からよろしく。

 

彼氏の実家へ着き、菓子を渡し、挨拶はそこそこに雑煮を頂く。特別、紹介されるわけでもなく、オレ自身も「○○さんとお付き合いさせて頂いております、タナカと申します。趣味はスパイスカレーの食べ歩き、特技はスパイスカレー作り、出身はインドではなく、福岡です。期待に添えず申し訳ありません。あ、髪ですか?これはスパイラルパーマをかけてるんです。でも、元々癖っ毛なんで、こういう感じといえば、こういう感じですね。友達は多いですよ」みたいなことも話さなかった。お母さんも深く尋ねてくることもなく、ふんわりとしれっとお邪魔した感じだった。マック頼んだら紙ナプキンを何も言わずに渡してくれるみたいな。

 

会話の中で「この子、野菜が苦手なんだよね」「昔から野菜をあんまり食べなかったんですか?」「そうなのよ~」みたいなやり取りをした時に、改めて、彼氏と一緒に生活をしてるんだなと感じた。

 

2時間くらいお喋りした、お邪魔した。つまり、オレはいいヤツということがお母さんに伝わったはず。

 

 

帰宅途中に地震が起きた。関東圏も揺れたみたい。電車に乗ってた我々は気づかず。Twitter、失礼。Xで地震があったことを知った。

 

先週、パンク友人のチカッチャンが実家へ帰った際に、いらないバンドのTシャツや身の回りのものを断捨離する様子をインスタにアップしていた。断捨離アイテムが欲しい人もおるやろうから、どうせなら、売れたお金を寄付せんか?と提案したところ「ええやん!ごっつええやん!」というノリになり、チャリティ断捨離になった。

 

その流れでマーチンの8ホールを買った。靴は好きやけどそんなに詳しいわけじゃない。聞いたところによると、そのマーチンはUK製?イングランド製?のモノらしく、ボロボロの状態でもまぁまぁの金額で取り引きされているらしい。オレは履けたらなんでもいい派。チカッチャンとふたりで擦り合わせて金額を決めた。

 

パンクスは基本的に金がない。金がないからパンクをやってるのかもしれん。オレもパンクスの端くれなので金がない。タンポポを見つければまずは「アク抜き大変だなぁ、うまそうだなぁ」と思うし、コンクリートが視野に入ると「カタツムリってコンクリートを食べるらしいし、意外と食えるかもしれん。煮込むか」と腕を組んで眉間にシワを寄せながら考えてしまう。ちなみに、タンポポは食べたことがない。カレーの副菜でタンポポ、どうでしょうか?

 

金はないけど友達はそこそこおる。たぶん、これがパンクス。できることはやろう!のマインド。それこそパンクス。各地で震災のチャリティイベントやらやってますが、自分ができることをやればいい。やれんかったら、やらんでいい。今夜は常夜鍋にします。

 

 

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