秀逸な話

秀逸(言いたいだけ)な話。

御殿場の秀逸な話

Social eyes

生活は続く。例え、それが激烈・猛烈・感動をアナタに!みたいな二日酔いでも。

 

先日、パンクバンドのライブを見に行き、テキーラが飛び交う感じ。これはヤバいと思い、終電で帰ろうとしたけど、なんやかんやで残ってしまい、帰宅するころにはサラリーマンが駅で往来。喧騒が静まった街のアスファルトに陽が当たり、その眩しさに赤い目が潰れる、みたいな。寝てないのに二日酔い、その足は前を向いていた。

 

打ち上げ中にノリで10個下の子と接吻をした。こういう時は「ウェーーーーーイ!!」と周りがなり、勢いが伝播。発声した者らも接吻をする、そして破滅へと走っていく、みたいなのがだいたいの流れ、定番だと思っていたけど、静かに接吻をしたものだから、「ウェーーーーーイ!!」もなく、ただただ、接吻。しかも、目を合わせた瞬間に互いの顔が近づいて……みたいなスタイル。どんなスタイルやねん。ディズニーか。

 

こういうノリで生きてきたので、酒の場はそういうもんだと思うが、多くの人は「理解ができない」と怪訝な表情で見下し、踵をかえす。あるいは「わけがわからん。とりあえず殴ります」と言い放ち、オレを殴打。泣いてもボコボコ。そして破滅。顔面が。

 

正直、接吻する、というスタイルは初めて。何が楽しいか分からんかった。

 

経験上、周りのスタイルでいうと、胸が熟れたトマトみたいな色になるまで水平チョップをしあう、ケツをクンクン嗅ぎあう、その場でスクワット合戦、裸体になり素面では理解できない高度かつしょうもないギャグをかまして潰れる、が主流で、書いている本人が再確認しても理解ができない。消えてなくなりたいし、穴があったら掘りたい。パンク、あるいはパンクスは破滅へと向かっているのかもしれん。

 

とりあえず、この日は二日酔いで12時間近く寝ていた。そろそろ、酒との向き合い方に取り組まなければならんが、10個上、状況によっては20個上の先輩方が飛び交う酒に狩猟犬のように飛びつき、グワングワンに酒を飲んでいる場合は、避けられない。なぜか?それがパンクスなので。社会の目を潰していきたい。

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