秀逸な話

秀逸(言いたいだけ)な話。

御殿場の秀逸な話

なんでやねん旅行記・下

7時に起床。なぜ、こうも、旅先では早く目が覚めるのか、と考えるふりをしつつ身支度を整える。朝食バイキングで勝つためには準備が大事。早くから目覚め、体を起こし、胃を活発にさせる。準備なくして勝利せず。彼氏はモニャモニャしてたのでジョヤジョヤと急かす。ジョヤジョヤってなんですの。

 

朝食バイキング場に着いた。まるで争いかのように人がメシに群がり貪り転がりまくっていた。なので、オレも見様見真似で転がりながら「ウィンナー、ベーコン、クロワッサン、塩パン、ご飯、納豆、明太子、だし巻きたまご、佃煮、コーヒー」を盆に乗せ着席。もちろん転がりながら。人は欲望の塊である、とオレが言ったことは有名じゃないけど、人は欲望の塊である。オレも人である。結論から言うと、欲張ってメシを取りすぎてしまった。

 

最初のウチは高揚感と勢いで「うま!うま!うまい!やっぱいいホテルは違うわ!メシがうまい!最高!ガツガツ!」なんて言いながらモグモグしていたものの、後半から顔がブドウ色になって手足が震えて目はおぼろげに何かを見ようとしているが、見えない。みたいな状態になっていた。つまり、食い過ぎ。食べられない分は彼氏に食べてもらい、淹れたばかりの真っ黒なコーヒーを優雅に飲もうとするも、顔がブドウ色なので優雅にはならんかった。無念。チェックアウトし梅田駅へ。昨夜の友達と合流。みんな顔が死んでて面白かった。

 

ニンテンドーストアオオサカに行こう!という流れでショップへ。1時間待ち。トウキョウのほうはこんなに待たんやった気がする。

 

昼飯は大阪っぽいやつ!つまり、たこ焼きや!ということでアメ村へ。何回もアメ村へは訪れたことがあるのに、毎回毎回車で移動だったので駅降りてからのルートが分からずも、アメ村へ着くとナビできるくらいに覚えていた。自分にとって第二の故郷。迷わず、わなかを食う。うまし。

 

ここで、友達HとGとお別れ。駅まで見送り、高そうな(高かった)喫茶店でYと彼女のM、タナカのT、彼氏という謎の構成・編成・レイアウトで我々の新幹線出発の時間までダラダラと喋る。楽しい時間はあっという間で(551を買い忘れたものの)お土産をぱぱっと買い、ヨコハマへ帰る。帰りの車内は寝てた。さすがに疲労MLB級。

 

帰宅して荷物を片付け、写真を見返すと大阪に行ってよかったとじんわりと思えた。数年ぶりに旅行へ行ったこともあるし、純粋にめちゃくちゃたのしかった。旅行特有の不自由の中にある自由感。

 

今回はネットで親交のあった友達、つまり、ある意味初対面。せやけど友達みたいな。音楽で例えると、ぽつぽつと連絡だけ取っていた対バン相手と実際に会ったらめっちゃいいやつやったし、やってる音楽もカッコいい!みたいな感じ。あの感覚。次はヨコハマで。

 

 

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